もくまおうです!
(Xアカウント:@mokumaoubaku)
Xのポストでいつも楽しませてもらってる絶対仕事やめるマンさん。今回は待望の初の書籍を紹介します。
絶対仕事辞めるマンさんは氷河期世代のサラリーマンです。
当時の雇用情勢は「嫌なら辞めろ」、「嫌なら野垂れ死ね」という恐ろしさ・・・・・
投資でも失敗をしたりして、「貯蓄」メインで1億円を貯めるという偉業を達成しました。
そんな絶対仕事やめるマンさんの初の書籍「1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活」の内容を3点に絞って紹介すると、
①誰もが疲弊する「一億スネ夫時代」
②貯金スピードを加速させる「節約マインドセット」
③「マス層」脱出のカギは支出減
の3点になります。
誰もが疲弊する「一億スネ夫時代」
この世には非常に厄介なストレス源があります。それは、人と比較してしまうことです。
本では皆さんがご存じの「ドラえもん」のスネ夫を例に紹介しています。
スネ夫は自慢ばかりする「マウンティング男子」なわけです。
現代社会ではSNSの流行で、注目を集めるためにいいところが切り抜かれ、より「見え」や「羨望」を意識してしまいます。
まさにSNSは、
「スネ夫が2000万人くらい集まった仮想空き地」
今は一億スネオ時代なのです。
資金力で自慢を受け流す
では自分が1億円持っていたらどうでしょうか?
スネ夫に「先日ワイハー行ったから上映会するわ」と言われても、1億円あれば「行こうと思えば行ける」わけです。
1億円あれば、高級車、高級マンションを持たなくても、これは「選択的に何も持っていない」と言えます。
つまり、貯金が精神安定剤になり、「スネ夫緩和効果」につながります。
貯金スピードを加速させる「節約マインドセット」
節約マインドについて、本では節約マインドの有無を2人の人物に例えて説明しています。
- Aさん「この車買ったよ。いくらだと思う?500万だぜ。すごいだろ」
- Bさん「この車買ったよ。いくらだと思う?5万円だぜ。すごいだろ」
Aさんが自慢しているものは何でしょう?
それは500万円の車を購入できる自身の「財力」です。別の言葉で表現すると「見え」になります。
逆に、Bさんが自慢しているものは何でしょう?
それは5万円でもちゃんと走る車を探し出した自身の「能力」です。その能力のうち最も重要なのは「合理的」という性質です。
Aさんの「見え」とBさんの「合理性」は対極にあります。
お金を貯める極意は、まさにBさんの考え方で、「見栄を捨て、合理性を取る」姿勢が重要です。
「価値」と「価格」の違い
節約マインドでは、もう一つ「価値」と「価格」の認識が重要だと本では説明しています。先ほどのAさんとBさんでは、
- Aさんは、500万円という「価格」に注目
- Bさんは、車の「価値」に注目
しています。Bさんの「この車はボロいけど安全性もあるし大丈夫だろう。これで10万円はお得だけど、何とか5万になりませんか?」という姿勢を持てば無駄金の支出も減ります。
ちなみにですが、Aさんを否定する根拠はありません。
Aさんは見えっ張りではありますが、投じたお金に応じて幸福感を得ているかもしれません。
絶対仕事やめるマンさんは典型的なBさんタイプ。
最大限合理的な貯蓄を目指し、1億円を貯めました。
マス層脱出のカギは「支出減」
よく、アッパーマス層(資産3000万~5000万)になれば小金持ちと言われていますね。
本では、3000万円は仕事を辞めてもどうにか暮らせる?と思い始められる額と説明しています。
絶対仕事辞めるマンさんの場合、3000万円の内訳は、
- 節約と給料によるもの 7~8割
- 投資の利益 2~3割
投資2~3割の利益は9年もかかり、リーマンショックも経験しています。
リーマンショックの時は、資産が1700万円~2000万円くらいから増えなくなりました。
そんな時でも節約生活は続き、入金力は維持していました。
資産増えなくても大きな後退はせず、地道に入金力を維持し、乗り切ることができました。
入ったお金はとにかく使わないことが、マス層(0万円~3000万円)脱出のカギと言えます。
まとめ
以上、「1億円のため方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活」の内容を、
①誰もが疲弊する「一億スネ夫時代」
②貯金スピードを加速させる「節約マインドセット」
③「マス層」脱出のカギは支出減
3点に絞って紹介しました。
シンプルに、「SNSなど、周りに惑わされず、節約マインドセットを持つ」ことが大事だなと思いました。
もう1つ大事なことがあります。
絶対仕事辞めるマンさんは年利15%を目指し、投資をしていました。
しかし、リスクある投資で失敗し資産を800万円ほど失った経験があるそうです。それでも億り人になれたのです。
当時は今ほど株式市場は優秀な商品がありませんでしたが、例えば全世界株やS&P500に連動したコストの安い商品に投資し、そのまま売らずにいれば億り人到達はもっと早かったかもしれません。
「リスクがありすぎる投資をしない」ことも大事だなと考えさせられました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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