もくまおうです!
(Xアカウント:@mokumaoukabu)
本日、The BirthdayのEP「April」が発売されました。
発売記念として、チバユウスケさんの書籍「EVE OF DESTRUTION」を紹介します。
この本はシンプルにチバさんの音楽のルーツを自身が紹介している本。加えて、所々自身にまつわるエピソードを紹介しています。
今回はその中から良かったエピソードを3点に絞って紹介します。
「EVE OF DESTRUTION」のエピソードを3点に絞ると、
①「バードメン」は一瞬で完成
②BLANLEY JET CITYについて
③7インチ・レコードの魅力とは?
になります。
「バードメン」は一瞬で完成
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの中でも人気の曲に「バードメン」があります。
「バードメン」は、レコーディング合宿をしている時、夜中にザ・クリエイションの「How Does It Feel」を聴いていたら突然頭の中で出来上がったそうです。
本人も言ってますが、全く雰囲気が違う曲ですね!
メンバーをスタジオに呼んで、コード進行を説明して、1時間ほどでアレンジまで完成。
「あの時の手ごたえは最高だった。今でも鮮明に覚えているよ。」と本で書かれていました。
BLANKEY JET CITYについて
チバさんと言えばBLANKEY JET CITYは切り離せません。
- 照井利幸さんとはROSSO
- 中村達也さんとはTHE GOLDEN WET FINGERS
でバンドも組んでいます。
2000年のFUJI ROCK FESTIVALでは、BLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがそれぞれヘッドライナーをし、日本の2大ロックバンドとして伝説を残しました。
実はチバさん、1990年代後半まで曲を聴いたことがなかったそうです。
1998年のHASSIN WODER ROCKETという北海道のフェスで初めて一緒になりました。
唯一浅井健一さん(ベンジー)とは一緒にはやったことがないですが、浅井さんのことをこんな風に言っています。
ベンジー(浅井健一)は一緒にやったことないので何とも言えないけど、適う人がいないってくらい天才。あれほどカッコいいギターを鳴らして、あそこまで歌を歌えるかって言ったら俺にはできない。
ベンジーの作る音は本当にすごい。
俺は心にグッとくる音楽が好きで、その時の自分にとって最高到達点の表現じゃないとダメ。あの人はそういう音楽を作っていると思う。
引用:「EVE OF DESTRUTION」より
チバさんが亡くなった時、ベンジーさんは、
「チバユウスケ氏のご冥福を心からお祈りします。残念でなりません。悲しいし。大きな存在がこの世からいなくなってしまいました」
というコメントを残しました。
お互いリスペクトし合っていて、言葉では語りつくせないものを感じます。
7インチ・レコードの魅力とは?
最後に7インチ・レコードについてです。
チバさんは7インチ・レコードの魅力はずばり「物欲」と言っています。
- 7インチ・レコードは欲しくなるデザインが多くて、見つけたら思わず手が伸びる
- 45回転が多いし、溝の収録面積も広いから音質もいい
「持っていたい」、「自分たちも作りたい」って気持ちになるから、ずっと作り続けていると書かれていました。
まとめ
以上、チバユウスケさん「EVE OF DESTRUTION」のエピソードを、
①「バードメン」は一瞬で完成
②BLANLEY JET CITYについて
③7インチ・レコードの魅力とは
の3点に絞って紹介しました。
チバさんが好きなアーティストやディスクレビューが大半の本ですが、今回紹介したようなエピソードが散らばっており、ファンの方は絶対に喜ぶ1冊です。
The BirthdayのEPを聴きながら、夜長に「EVE OF DESTRUTION」を読んでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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