引退理由/息子笑福くんから学んだものとは? 鈴木おさむ著「仕事の辞め方」の内容を3点に絞って紹介

もくまおうです!

(Xアカウント:@mokumaoukabu)

3月末、森三中大島さんの夫でもあり、人気構成作家の鈴木おさむさんが引退されました。

引退について明かした著書が「仕事の辞め方」です。

本の内容が面白いのはもちろんですが、僕自身サイドFIRE(Financial Independence Retire Earlyの略)も考えていたので、とても腑に落ちました。

投資をされている方なら特に参考になるのではないかと思い今回紹介します。

「仕事の辞め方」を3点に絞って紹介すると、

①自分の人生を俯瞰で見る

②仕事で「嫌い」ではく「苦手なこと」は何かな?って考える

③人によって幸せのスピードは違う

の3点になります。

目次

自分の人生を俯瞰で見る

俯瞰で見るとは「自分を客観的に見ること」です。

自分の頭上にドローンカメラが飛んでいて、そのカメラから今の自分がどんな風に見えているのかを想像するとは言うものの、中々難しいのが現実。

鈴木さんは構成作家らしく、「今、ドラマの中だったら自分がどんな役なのか、考えてみたほうがいいよ」後輩に伝えているとのこと。

こう考えて、自分の頭上にカメラを飛ばしてみると、

「あれ? 今の俺、嫌われ者じゃん」

と気づきクールダウンできるそうです。

自分の人生を「作品」とする

自分の人生を「作品」と考えると、その作品の主人公になれるのは自分自身だけです。

鈴木おさむさんは、「今の人生に満足していなければ、自分で大きく舵を切らないと変わらない」と本で伝えています。

実際鈴木さんは自分自身の経験で、

  • 大きな決断がいるほど、自分の人生を大きく動かした
  • 成功しているように見える人って、自分で大きく舵を切ってることが多い

と感じたそうです。

鈴木さんは、大きく舵を切る一つの方法として、「仕事を辞める」選択をしました。

仕事で「嫌い」ではく「苦手なこと」は何かな?って考える

どんな人でも、仕事で「嫌い」な人はいると思います。

仕事で「嫌い」ではく「苦手なこと」は何かな?って考えるようにしているそうです。

「苦手なこと」と考えると、「嫌いではないが、その人の雰囲気が苦手、話し方が苦手」など、広がりが持てるようになります。

10点を超えたらストレス過多

嫌いな人と苦手な人を点数化します。

  • 前からずっと(2年以上)嫌いな人 5点
  • 今、嫌いな人 2点
  • 苦手な人 2点
  • ちょっと苦手な人 1点

として、浮かんだ人の名前の横に点数を書きます。

合計10点を超えたら今の仕事を辞めるサインです。

ダメな人は周りの人のパワーを吸い取ります。だからこそ、我慢する必要はないのです。

人によって幸せのスピードは違う

鈴木さんには4つ年上の姉がいます。

姉の次男(ユウタくん)は、生まれたときから重度の障害を持っているそうです。

ユウタくんについてのエピソードを本では紹介しています。

鈴木さんの息子(笑福くん)は、喋りだしが他の子より少し遅く、笑福くんに無理矢理喋らそうとしたり、言葉を覚えさせようとしていたそうです。

鈴木さんは、それが当たり前だと思っていました。

そんな時、姉からLINEが届いたというエピソードを引用します。

ユウタは15歳で、LINEにはユウタがその日、初めて一人でトイレに行きウンチを出来たことが書かれていた。とても嬉しくて泣いてしまったと書いてあった。その喜びをなかなか分かち合える人がいないから、僕に送ったと書いてあった。

それを見てドキッとした。

15で一人でウンチをできるようになったのがユウタにとってのスピードで、姉はそれを見て心から喜んでいる。スピードは人によって違う。違うにきまってる。「年」とか「学年」とかあるから、人と比べがちだけど、人によって違うからおもしろいのだ。

引用:仕事の辞め方(幸せとは何か?)

あくまでも、人の幸せはその人のサイズやスピードが違います。
引退は他の人と比べると早いかもしれませんが、息子の笑福くんや、姉、甥っ子のユウタくんのおかげで決心できたんですね。

まとめ

以上、鈴木おさむさんの「仕事の辞め方」の内容を

①自分の人生を俯瞰で見る

②仕事で「嫌い」ではく「苦手なこと」は何かな?って考える

③人によって幸せのスピードは違う

の3点に絞って紹介しました。

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