インデックス投資本のおすすめ!インデックスの父ジョン・ボーグル著「インデックス投資は勝者のゲーム」の内容を3点に絞って紹介

もくまおうです!

(Xアカウント:@mokumaoukabu)

今回は、インデックス投資をされている方なら読むべき一冊「インデックス投資は勝者のゲーム」を紹介します。

世間でも新NISAが話題になっており、人気のeMAXIS slimシリーズといったインデックスファンドの商品が売れています。

インデックスファンドを作ったのがバンガードの創設者であり、「インデックス投資は勝者のゲーム」の著者、インデックスファンドの父と呼ばれているジョン・ボーグルさんです。

僕は、彼の通りのインデックス投資をすれば、きっと勝者のゲームなれると信じています。

それでは、「インデックス投資は勝者のゲーム」の内容を3点に絞って紹介すると、

①投資の成功と失敗は「コスト」と「複利」にかかっている

②金融市場の短期的な怒りや響きは無視

③株式と債券に投資する

の3点になります。

目次

投資の成功と失敗は「コスト」にかかっている

色んなインデックス投資の本が世の中に出ていますが、インデックス投資は勝者のゲームでは、どの本よりも「コスト」の重要性を説明しています。

投資において、リターンについては時間が友となり、コストは敵になります。

これは複利と関係しています。

引用:インデックス投資は勝者のゲーム(第4章 図表4-1より)
引用:インデックス投資は勝者のゲーム(第4章 図表4-2より)

図表4ー1は、

  • 年間7%のリターンだった場合
  • 年間2%のファンドのコストがかかり、年間5%のリターンの場合

を比較。

図表4-2は、年2%市場に負けるとどのくらいリターンが減るのかを表しています。

年2%の経費だけでこれだけの差が出てしまう・・・
複利の力はすごいですよね・・・・

コストは最初はあまり影響がないかもしれませんが、複利の力で長期になればなるほど影響が出てしまうのです。

金融市場の短期的な怒りや響きは無視

ジョン・ボーグルさんは、「株式市場は、投資という事業にとっては認知のゆがんだ世界」と言っています。

市場は投資家たちが本当に重要なこと、つまり企業がもたらすリターンがゆっくりと蓄積されていくという事実ではなく、短期的な期待に焦点を当てさせることがあまりにも多いからです。

投資家に向けた私の忠告は、金融市場に見られる感情の短期的な怒りは無視し、企業の生産的かつ長期的な経済学に集中すべきである、ということだ。

投資で成功するためには、株かという期待の市場から抜け出て、企業という現実の市場に釣竿をたれるべきである。

引用:インデックス投資は勝者のゲーム 第2章より

つまり、先ほど紹介したコストが極めて低いインデックスファンドを買い、後は何もせず、じっとしていることなのです。

株式と債券に投資する

本では、株式投資をするだけではなく、

  • 短期的には債権が株式よりも高いリターンをもたらしたことが多い
  • 株式が大きく下落するときの危険防止策となる

といった理由から債券も購入することを推奨しています。

1992年に、バンガード社は、アメリカ株を60%、アメリカ国債40%とした極めてコストの低いバランス型インデックスファンド(経費率0.14%)組成しました。

このファンドは、

  • S&P500が38%下落した2000~2002年では、下落率はわずか14%
  • S&P500は37%下落した2008年では、下落率はわずか22%

となりました。

市場の暴落に全く動じない投資家なら、コストの低いS&P500のインデックスファンドを100%でも良いとしています。

自分が、現在の投資資産からどれくらい下落しても耐えられるか。
それによって債権の比率を考えたいですね!

まとめ

以上、「インデックス投資は勝者のゲーム」の内容を、

①投資の成功と失敗は「コスト」と「複利」にかかっている

②株式は狂気の世界、だからこそ金融市場の短期的な怒りや響きは無視

③株式と債券に投資する

の3点に絞って紹介しました。

新NISAのブームで様々なインデックスファンドが出ています。

最近特に人気なのがインド株やFANG+ですね!

しかし、この本を読むと、長期・分散・低コストの株式・債券の投資信託でいいのでは?

と気づかされました。

リターンを求めて、リスクが高い株式投資より、自分が気持ちよくポートフォリオを構築していきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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